本当に必要なの?自動車保険の内容を理解しておきましょう

人身傷害「無制限」は必要か

自動車保険は賠償補償の「対人・対物賠償責任保険」、運転者や同乗者の傷害補償の「人身・搭乗者傷害保険」、自車の損害補償の「車両保険」と、大きく3つの補償で構成されます。「対人・対物」に関しては事故の相手に支払う賠償保険となりますので、保険金額は「無制限」で付帯するのが望ましいでしょう。一方、人身傷害の保険金は「無制限」の必要はあるでしょうか。対象者が一家の大黒柱であり、なおかつ後遺障害等が支払われる生命保険等に未加入の場合は「無制限」で良いのかもしれません。ただし「無制限」とは言え、請求した金額が無制限に支払われる訳ではなく、約款により保険会社が定めた基準に則って支払われます。収入や年令および加入しているその他の保険を鑑みた上で、保険金額を決めることが大事です。さらに「搭乗者傷害」に関しては、「人身傷害」の上乗せのような要素なので、保険料と比較して必要性があるのかも検討する余地があります。

不必要な重複特約に注意

保険料の大きな割合を占める補償として各種特約の付帯があります。「弁護士費用特約」や「日常生活賠償責任特約」に関しては、これらの補償は被保険者の範囲が「同居の家族全員」となります。つまり、家族のうち一人がこの特約を付けた保険に入っていれば、同居の家族全員が補償を受けられるということです。家族で複数の車を所有している場合、こちらの特約が重複していないかを確認してください。また「日常生活賠償」はいわゆる「自転車保険」にも付帯していますし、「火災保険」にも任意で付帯することができます。もしそれらの保険に加入していて、なおかつ自動車保険に「日常生活賠償」が付帯されているのであれば、同じ補償が重複していることになります。いずれかの補償を外す等の見直しをすることにより、保険料のダウンに繋がります。